ザ・クリスタルボールをおすすめされたので読んでみた感想
先日ビジネス書「ザ・クリスタルボール」をおすすめされました。
この本は「観察力によって、ピンチをチャンスに変えて莫大な売り上げに繋げる物語」でした。
そう、この本はビジネス書でありノウハウを書き記したhow to本ながら、物語形式で「何に注目するかによって、行動を変えて結果が大きく変わる」ことを教えてくれる本でした。
ただ残念なことに今は新品で手に入れることが難しく、中古で買うか電子版を買うしかありません。
個人的には紙の本が好きなので中古で探して購入しましたが、中古に抵抗がある方は電子版をご購入ください。
中古でよければ、フリマサイト(メルカリ・ラクマ)等で検索すると出てくると思います。
「ザ・クリスタルボール」の考え方を日常生活に応用する
ビジネス書として紹介されている「ザ・クリスタルボール」を読んでみると、意外な発見がありました。もともと小売業やビジネスの在庫管理に役立つ理論として紹介されているこの考え方ですが、実は私は10年以上も前から、無意識のうちに日常生活に取り入れていたことがわかりました。
1. 「ザ・クリスタルボール」の基本概念
「ザ・クリスタルボール」は、在庫管理の精度を上げることで、適切なタイミングで商品を補充し、欠品や余剰を防ぐという考え方です。特に小売業では、需要を予測しながら最適なバランスで商品を管理することが重要視されます。しかし、この仕組みは決してビジネスだけのものではなく、個人の生活にも応用できるのです。
2. 実はすでに活用していた!洗濯と服の関係
私は日頃から比較的「少ない服の量でも着る服に困らない生活」を実践してきました。その秘訣は、服の枚数を洗濯の頻度で管理することです。
例えば、服の枚数を「服を着た後洗濯に出してから、乾かして再び着れる状態になるまでの日数分にする」ようになっています。これはまさに「在庫管理」の考え方そのもの。
つまり「いつ何をどのくらい用意したらいいか」を服の枚数管理に落としこんでいたということ。
具体的に
・いつ?:洗濯に出してから、乾いてすぐに切れる状態になるまで
・何を?:洗濯に出した服
・どのくらい?:洗濯にかかる日数
洗濯にかかる日数が1日の場合は、2日分の服という感じ。
1日目にAという服を着て洗濯に出して、2日目はAを洗濯して乾かしている間Bという服を着る。
3日目はBを洗濯して乾かしている間にAを着る。以下ループ。
また急に服を変えないといけないときや、洗濯が間に合わなかった場合に備えて予備Cを置いていました。
こんな感じでクリスタルボールの理論が、私の生活の中で自然に機能していました。
3. 個人が活用できる応用法:消耗品の在庫管理
この考え方は衣類に限らず、日常生活のさまざまな場面で使えます。特に、消耗品の管理に役立つでしょう。
・食品:冷蔵庫の中の食材を把握しながら、使い切るタイミングで補充。
・日用:洗剤やトイレットペーパーなど、必要なタイミングで適切な量を補充。
・雑貨類:筆記用具や電池など、ストックしすぎず不足しないよう調整。
これを意識することで、「必要なものを最適なタイミングで確保する」という理想的な状態をつくりやすくなります。
まとめ:クリスタルボール思考を日常に活かす
「ザ・クリスタルボール」は単なるビジネス理論ではなく、日常の小さな習慣の中にも活かせるものです。気づかないうちにこの考え方を実践していたことは、私にとっても驚きでした。
この考え方をさらに広げ、他にも応用できる場面が見つかるかもしれません。皆さんの生活の中で、「消耗品を買い過ぎた」や「気がついたらなくなっていた」ということがあるなら、一度この本を読んでストックの仕方を見直してみてはいかがでしょうか?
とはいえ、なくなってから即買いに行ける環境なら必要ないかもしれません。ただ職場等で消耗品の補充を管理している場合は是非一度読んでみてください。
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